海外研修

平成16年に募集された、旭川薬剤師会の第３回目となる米国医療事情視察に当社より参加させていただきました。
今回はミシシッピー州ジャクソンを中心に薬局・病院・卸などの視察を行いました。
日本とは異なり、調剤のほとんどをテクニシャンが行っており、薬剤師の重要な業務は処方内容のチェックであることを知りました。多くの薬剤師が専門薬剤師の資格を有し、医師とともに処方設計に携わることの重要性を学ぶことができました。

また、薬剤師のクリニックでは医師はおらず、薬剤師が検査値を確認し処方量について医師と相談し、患者に薬物治療を行う様子を見学することができました。今回の視察では見ることはできませんでしたが、米国の薬剤師はインフルエンザ等の予防接種も行うことができるとの事です。

先進の薬剤師業務を見ることで、どのように自分の業務に還元できるかを考えさせられ、またこれからの薬剤師がどのような事に取り組んでいくべきか学ぶことができた視察でした。